マドリッド2日目 | koroのいきあたりばっ旅:アメリカ大陸横断編

マドリッド2日目

2004年10月24日(日)


朝早く起きたものの、街に出たのは10時くらいだった。

最も今日は日曜日なので早く街に出たって特にやることはない。昨日けっこう暖かかったので半袖シャツ一枚で外に出ると、意外にも涼しいのでびっくりする。マドリッドは台地の上にあり、昼夜の寒暖差がけっこう激しいらしいのだ。



まずふらふらとソル(街の中心の広場)のほうへ歩き、スペイン広場まで行く。日が照って、ようやく暖かくなってくる。スペイン広場では日向ぼっこしている人もいた。ドン・キホーテの像も見るけど、なんだか間抜けた顔のロバ(馬か?)に乗っているなぁという印象しかなかった。街全体に、西欧のほかの都市とはやや違った雰囲気が漂っている。それが面白い。どこがどう違うのかと具体的に言えといわれてもわからないけど・・・


メトロに乗ってアトーチャ駅へ行って明日の切符を買う。アトーチャ駅の中にはなぜか温室植物園のようなものがあって、中がもわっと暖かかった。アトーチャ駅といえば3月11日に例のテロがあったところである。しかしその面影はどこにもなかった。


駅から美術館のほうに歩いていく。強い日差しが照りつけるが、からっと晴れているのでとても気持ちが良い。この美術館、日曜日だと入場料無料と「歩き方」に書いてあったので喜んで行ってみたんだけど、人が多すぎる。やっぱりみんな考えることは同じなのねぇ。


美術館はパスして、マヨール広場へ行く。でーんとした広場で、一瞬圧倒される。そこから歩いていくと、のみの市のようなところがあって、人が大勢いた。わいわいと賑わっていて、しかもその規模がかなり大きい。竹下通り一つ分そっくり持ってきたような市だ。さすがに全部は見きれなかったけれど、活気があって面白い。


 昼食は「花友」という日本食屋でラーメンを食べる。久しぶりに日本の味だ。値段もまともな範囲内だった。いいことだ。海外で日本食を食べると、ふざけるな!と叫びたくなるくらい高いところあるものねぇ。


満足してそのままメトロに乗ってサンティアゴ・ベルナベウにあるレアル・マドリッドのホームスタジアムを見に行った。レアル・マドリッドといえば世界最高峰の有名サッカーチームだ。


スタジアムツアーで実際のフィールドを見たときにはサッカー少年のはしくれとしてかなり感激した。これがあのスーパースター達がプレーしているところなのか。すごい、のヒトコトだった。ショップでサッカーシャツを買い、ラウールのネームを入れてもらった。ラウールが好きなのか、と店員にきかれたので「好きだよ。昨日も点を入れたしね」と答えた。
 


そして、次は闘牛場へ行く。やっぱし、太陽にあふれる南国スペインといえば、闘牛でしょう。


でも、これについては僕のもう一つのブログのほうでも書いたので、そちら のほうを参照してください。


闘牛が終わるころには日が暮れて、さすがに少し肌寒くなってきていた。近くの、ゆうべとは違う食堂に入って(そりゃそうだ、あんなところに二度も入れん)、またお金が足りずきちんとお金を払って、戻って寝た。疲れてるのかしらんけど、早々と寝てしまった。